【妻がワンオペ育児で限界】そんな時に今すぐ夫ができる3つの対処法


ワンオペ育児の辛さは、本当に経験した人しか理解できません。大切な妻が限界な時に、夫にできること。妻思いな旦那様に読んで欲しい記事です。

サイト管理人のそらまめ(@skybeans1019)です。

「ひとりになりたい。自分が嫌い。」こんな風に奥様からのSOS、発信されていませんか?

仕事が忙しいと、どうしても育児を奥様に任せてしまいがちですよね。毎日帰りが遅いと二人の会話も少なくなってしまい、実は奥様は死ぬほど辛い思いをしているのに、そのことに気づけない事も多いです。たとえば昔の僕がそれです(汗

「仕事だって忙しいし、そこまで余裕がないよ」

分かります。僕もブラック企業で毎晩1時帰りでしたから笑。でも、奥様もあなたと同じように余裕がないかもしれません。それに、もしも自分の妻が育児で辛い思いをしているのなら、できれば何とかしたいのが本音ですよね?

そのために試したい方法を3つご紹介します。

この記事は、具体的な解決方法の記事ではありません。例えば早く家に帰る方法とか、妻の育児を軽減する方法などは書いてませんので、そのつもりで読み進めてもらえたら嬉しいです。大切なことは押さえましたので必ず参考になるはずです。

目次

本当に辛い時ほど頼れない

奥様が泣き叫んで助けを求めてこないからといって、奥様が辛くないとは限りません。奥様がほんの少しでもあなたに愚痴をこぼしたり、ちょっとだけでも辛い思いを語るようなら、軽視しないで、しっかり向き合った方がいいかもしれません。

後から、あれがSOSのサインだったのかと、爆発してから気づくようでは遅いですからね。

『育児』VS『社畜』

育児、とくにワンオペ育児はマジで大変です。僕は元々システムエンジニアで、今は専業主夫なので、社畜もワンオペ育児も両方経験者です。その両方の経験から、はっきり言います。社畜の方がまだマシです。

「いやいや。それはないだろ。」

たしかに仕事は大変です。ブラック企業ならなおさらです。責任の重圧もあるし、人間関係も大変だし、差し出した貴重な時間に対して見返りが少ない。

でも、育児だってまったく同じです。

すごい責任の重さです。ありえない孤独感です。見返りもなく、感謝もされません。追い詰められ方が半端ありません。しかも、仕事とちがって相手にするのは赤ちゃんや子ども。何一つ自分の思い通りになりません。しかもその辛い状況が24時間、365日ずっと続きます。一瞬たりとも気が抜けませんし、一人になる時間もありません。想像を絶する変さなのです。

お昼寝してる時なら一息つける?つけませんとも。いつ起きるか分かりませんし、終わりの見えない状況で気が安まるわけありません。

育児という終わりのない重要プロジェクト

仕事に置き換えて、想像してみましょう。

仕事において、あなたの最も嫌いな人をイメージして下さい。むかつく上司?やる気のない部下?クレーマー?想像できましたでしょうか。仮にAさんと呼称しますね。

では次に、そのAさんとパートナーを組まされ、ビッグプロジェクトを行うことになりました。しかも、どんどん関連会社に展開していく案件の為、プロジェクトが終了する日はまだ見えていません。人手不足なので、Aさんと24時間365日ずっといっしょに会社に泊まり続けることになりました。

その嫌いなAさんは、事あるごとにあなたに絡んできます。食事中もAさんと一緒です。仮眠をとっている時でも、2時間おきにあなたを起こして文句を言ってきます。眠たいのにお構いなしです。そして、あなたが何を言っても相手は言うとおりにしません。好き勝手にしやがります。

殺意すら芽生えますね。でも、どれだけムカついても、手を出してはいけません。

それでもプロジェクトは成功させなければいけません。失敗は許されません。そして、そんなあなたを、同僚も上司も部下も、誰も手伝ってくれません。

極めつけは、そのプロジェクトは無給なのです。

書いていて辛くなってきました笑。育児は、これと同じ状況。

  • 一人になりたくても一人になれない
  • 誰も手伝ってくれない
  • 重い責任とプレッシャー
  • 誰も評価してくれない
  • 誰も感謝してくれない
  • ノーリターンの無給労働
  • 終わりは見えない

なかなかやばくないですか?そんな状況で一人がんばっている奥様。ありがとう。これはもはや、感謝せずにはいられませんね。

奥様が育児に疲れ果てた時に、夫ができる3つの方法

次の3つの方法を試してみましょう。

  1. 話を聞く(アドバイスはしない)
  2. 共感する
  3. 感謝の気持ちを言葉にする

それぞれ簡単に解説です。

方法1.『話を聞く(アドバイスはしない)』

とになく、会話しましょう。話を聞きましょう。うまく聞き出してあげて下さい。

よく、われわれ男性がやりがちなのが「こうすればいいんじゃない?」みたいなアドバイスをしてしまいます。僕ならこうする、とか、どうしても問題点を整理して、解決策を考えてしまいます。

これ、ダメです。奥様が求めているのはアドバイスじゃないんですよ。話を聞いてほしいんです。

ここで、ひとつ問題があります。話を聞いていく内に、だんだんと夫であるあなたへの文句に変わってきます。100%そうなります笑。つい言い返したり喧嘩になってしまいます。

でも、それはあなたを責めたいんじゃなくて、辛さを分かってほしいという奥様の表現。あーいや、責めたい気持もありますけど笑。それでも言い返しては何も解決しません。ひたすらに話を聞きましょう。「それ違うんじゃない?」とか意見は言わなくてもいいです。とになく聞きましょう。

方法2.『共感する』

話を聞いてくれて、共感してくれて、同じ立場に立ってくれること。奥様が望んでいるのはこれです。だから、自分が同じ立場だったら、と想像しながら話を聞いてあげて下さい。

今は、たまたま奥様が育児を引き受けてくれているだけで、可能なら本来は二人で育児をしているはずです。ただお金を稼ぐ必要があるから、自分は仕事を、奥様が育児をしているにすぎません。

「代わりに仕事がんばっているじゃないか」と思ってしまうのですが、そこはぐっと堪えるのが大人の対応。今はいったんおいておきましょう。

方法3.『感謝の気持ちを言葉にする』

しっかり話を聞いたら「いつもありがとう」と、感謝を口にしましょう。口にしないと伝わりません。どれだけ大変な思いで日々を過ごしているのか、それが分かれば勝手に感謝したくなります。

育児の辛さの一つは、感謝されないことです。子ども相手にめちゃくちゃ頑張っても、誰からも感謝されないんです。評価もされませんね。報酬もなければ見返りもありません。完全なるタダ働きです。時間と体力と精神を削られるだけの毎日。

上でも想像しましたが、めちゃくちゃがんばってプロジェクトを成功させたのに、

  • 誰一人喜んでくれない
  • 誰にも褒められない
  • 会社にも評価されない

ずっとこんな状況はキツイですよね。だから、あなたの代わりにがんばり続けてくれている奥様に、毎日「ありがとう」と言ってあげて下さいね。

まとめ

この記事のまとめ

  1. 妻のSOSをキャッチしましょう
  2. アドバイスはいらない
  3. 話を聞いて共感し感謝しましょう

育児の辛さは理屈じゃないんですよね。育児ノイローゼになる人も本当に多いです。それだけ大変な育児を、妻が自分の分までがんばってくれている。そんな奥様から、まずは話を聞くことから始めてみてはいかがでしょうか。

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